11月に入り、今年も残すところあとわずか・・
年末から年始にかけて、忘年会・新年会ラッシュがはじまります。
友達や、会社の同僚と席を囲んでお酒を飲むのって楽しいですよね!
でも過敏性腸症候群の人にとっては、お酒の席は憂鬱なもの・・・
ビールやチューハイなどキンキンに冷えたアルコール
さらには揚げ物など脂っこい居酒屋メニューは
胃腸の弱い人にとってお腹を下す要因になりかねません。
IBSの症状が出る大きな原因は食べ物とストレスです。
・たくさんの人が集まる席で何度もトイレに立つのは気が引ける
・大勢の人と話すのは緊張するな
・トイレに近い席に座れるかな
・下痢になりやすいメニューだったらどうしよう
IBSの人にとって飲み会は一大イベントなのです。
そんな飲み会を乗り越えるために、おすすめの外食メニューを
紹介します。
ここではFODMAPという食事法を参考にしています。
まずはFODMAPについて説明します。
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FODMAPって知っている?低FODMAP食材を取り入れよう!
FODMAPとはオーストラリア生まれのIBSの食事療法です。
fermentable oligosaccharides, disaccharides, monosaccharides, and polyols
の略称で、それぞれの頭文字をとってFODMAPと言います。
短鎖炭水化物という、オリゴ糖、2糖類、単糖類、ポリオールを意味しており、
この特定の糖質は腸内で発酵しやすいといわれています。
このFODMAPの摂取をなるべく少なくして、お腹の不調を改善していこうという
食事法です。
近年では、医学的な専門誌や論文などでも取り上げられており、過敏性腸症候群の
改善に効果があるということで大変注目されています。
高FODMAP食材
リンゴ、スイカ、ドライフルーツ、アスパラガス、ブロッコリー、マッシュルーム、小麦、パスタ、クッキー、アイスクリーム、ヨーグルト、チーズ(soft)、ソルビトール、マンニトール、ハチミツ、コーンシロップ、枝豆、大豆 etc・・・
低FODMAP食材
バナナ、ブルーベリー、レモン、グレープフルーツ、ぶどう、みかん、きゅうり、レタス、人参、セロリ、じゃがいも、かぼちゃ、グルテン抜きパン、米、オーツ麦、ラクトース抜き牛乳・ヨーグルト、豆腐etc・・・
外食の際も低FODMAPを上手に取り入れてみましょう。
高FODMAP・避けるべきメニュー!
脂っこい料理、アルコールは要注意!
・チーズ
・パスタ
・ピザ
・アイスクリーム
・ケーキ
・ラーメン
穀物類だと、小麦系は高FODMAPになります。
どれも美味しいものばかりですねー!
でもおなかのためにちょっと我慢><
低FODMAP!オススメメニュー
こんなメニューがあれば、注文しましょう。
ドリンクはお店によっては氷抜にしてもらえる場合もあります。
また消化を良くするためによく噛んで食べることも大切です。
・サラダ
・鍋料理
・豆腐料理
・お茶漬けなどご飯系
・魚料理
年末年始の寒い時期なら鍋メニューが出ることもあるでしょう。
もしあなたが幹事なら鍋メニューを取り入れたコースを予約するのも手!
FODMAPの量をゼロにするのではなく、控えることを推奨しているので
できる範囲で低FODMAPを取り入れてみましょう。
まとめ
過敏性腸症候群の人にとっては、外食もつらいときがあるのに
ましてやお酒を飲むなんて!という魔のシーズンの到来ですね。
なかなかお酒の席を断ることができないという人も
多いのではないでしょうか。
IBSにはストレスが大敵ですので、あまり神経質にならず
飲み会も楽しんでしまいましょう!
お酒が入れば、トイレに行く回数なんて誰も気にしていません。
低FODMAP食品を取り入れたおなかに優しいメニューを選んで、
年末年始の忘年会、新年会シーズンを上手に乗り切りましょう!
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