過敏性腸症候群になってしまい、なんとか改善したいと思っているそこのあなた!
IBSの先輩である私が、是非読んでほしい本をご紹介します。
ちなみに私の趣味のひとつに読書があります。
割と読書量は多いほうかなと思っています。
仕事と育児のスキマ時間に、いろんなジャンルの本を大体週に10冊程度読むようにしています。年間約500冊。
そんな自称「多読ママ」の私がIBSになって、これは参考になる!と思って厳選した
本3冊をご紹介します。
過敏性腸症候群になる主な理由はストレスと食生活です。
改善するためのアプローチとして、
ストレスフリーを心がける、正しい生活と食事で腸内環境を良くする
という点が大きなポイントとなります。
それが具体的に紹介されている本を、IBSで悩んでいるあなたに向けてご紹介しますね。
①最新版 過敏性腸症候群の治し方がわかる本
最新版 過敏性腸症候群の治し方が分かる本
著者:伊藤克人
伊藤 克人 主婦と生活社 2011-07-22 売り上げランキング : 132986
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東急病院の心療内科の先生が書いた本です。
まずは自分の病気がどんな病気なのかを知ることって、とても大切です。
IBSの症状、病院の受診の仕方など基本的なことから
ライフスタイル、食生活の指導まで一通り網羅されています。
具体的な症例も14パターン記載されているので、自分の症状に近いケースが
見つかるかもしれません。
②「腸の力」であなたは変わる
「腸の力」であなたは変わる
著者:デイビット・パールマター/クリスティン・ロバーク
デイビッド パールマター,クリスティン ロバーグ 三笠書房 2016-03-18 売り上げランキング : 18501
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栄養学会会員で、精神科医のパールマター医学博士先生が書いた本で、
前著「いつものパン」があなたを殺す
は全米でamazonの健康ジャンルでNo1に輝き、
日本でも医学博士の白澤氏によって翻訳され、ベストセラーとなりました。
過敏性腸症候群に限らず、すべての病気は「腸」から!
と言う衝撃の真実を伝えている本になります。
アルツハイマー、うつ病、糖尿病 など・・
腸を元気にすることで全ての病気が改善されるというのです。
IBSに悩んでいる人は、お腹の調子だけではなくて
心の調子も悪くなりがちです。
私もそうでした。人と会うのもしんどい時期がありました。
脳と腸はお互いに密接に影響を及ぼすということが分かっており、
これを「脳腸相関」と呼びます。
腸が荒れると心も不安定になります。
現在の食生活・薬の服用のチェックに始まり、
腸から脳をもっと元気にする実践プログラムが書かれています。
またプロバイオティクス(人間の体にとって良い働きをしてくれる細菌)の選び方
についても詳しくか書かれていて、これを知ることによって
ヨーグルトや乳酸菌サプリを選ぶときの基準が分かり、ものすごく参考になりました!
同じ著者の本ですが、もう1冊紹介しますね。
子供がいるママはこちらの本も絶対に読んでください。
こちらは糖質やグルテンの怖さについて書かれています。
パンが大好きな私にとってはショックな内容でしたが、それと同時に
自分の子供にこんな恐ろしいものをしょっちゅう食べさせていたのかと思い、
食事の大切さを改めて重い知らされました。
本の中では、注意欠如・多動性障害のお子さんについての食事慮法についても触れられています。
私の友人に多動性障害のお子さんがいますが、ADHDの人は食べ物の好き嫌いが激しい傾向にあります。
食べるものが偏ると、腸内環境が悪化しやすく、脳腸関係によってさらに症状が出てしまうというわけです。
彼女のお子さんは最初まったく野菜が食べれなかったそうです。
療育によって、食べれるものが増えていくにつれて、お子さんも落ち着きを取り戻したそうで、現在年長さんですが来年は普通級に入学できるようになったよ!と嬉しい報告をもらいました。
わが子がADHDでなくても、子供の頭を良くしたいと思っている全てのママにとって役に立つ内容の本です。
「いつものパン」があなたを殺す
著者:デイビット・パールマター/クリスティン・ロバーク
デイビッド パールマター,クリスティン ロバーグ 三笠書房 2015-01-16 売り上げランキング : 4413
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③がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事
がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事
著者:神尾哲男
神尾 哲男 幻冬舎 2017-03-09 売り上げランキング : 1469
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フレンチシェフの神尾さんという方が書いた本です。
なんだか体調が悪いなと思い病院にいった時は、彼の体は癌に蝕まれており
すでに末期がんの状態だったそうです。
前立腺がんに始まり、体の数箇所に転移していて、医者が言うには
生きているのが信じられないという状態だったそうです。まさに余命ゼロ。
そんな神尾さんがガンを抱えながら、余命ゼロからなんと14年!生きた理由が書かれている本です。
神尾さんは2017年5月に永眠されたそうですが、明日死ぬかもしれない人が14年間がんを抑えながら生き抜いたってすごくないですか?
なぜ過敏性腸症候群の私がこの本を手に取ったかというと、
なかなか改善しないIBSの症状に悩んでいるころ、小林真央さんのニュースが耳に入ったからです。
自分と同世代で、同じくらいの子供がいる女性がガンになったという
大変ショッキングなニュースでした。
自分ももしかして・・と思って、
その後、血液検査や腹部エコーの検査を受けたりもしました。
私の場合は、結果は特に病変も見つからずIBSと診断されたのですが、
それからというもの健康に関する意識はグッと変わりました。
「がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事」ではタイトルの通り、
正しい食生活について書かれています。
ガンを抑える心がけ、調味料のアドバイス、食事術についてなどが
本当に細かくアドバイスされている本です。
自分のIBSの症状のためにはもちろんの事、
家族の食事を用意するママ(もしくはパパ)には是非読んでほしい本です。
本の中には、このような文面があります。
“使い終えた醤油の空きボトルは、その中身が全て体に注ぎ込まれたことを示しています。日々、少量づつにせよ、継続的に摂り続けていくものですから、調味料には細心の注意を払わなければ、と思うのです。”
私はこれを読んで家で使う調味料をすべて変えました。
体調が悪くなって病院にかかる費用を考えれば、食生活にウエイトを置くのは
そんなにお金のかかることではないと思います。
奇跡のシェフと呼ばれた神尾さんのハウツーを是非取り入れてみてくださいね。
気になる本はありましたか?
是非、あなたと家族の体調の改善に役立ててくださいね。
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