過敏性腸症候群ってこんな病気 症状別3つのタイプ
お腹の不快感がある。便秘や下痢を繰り返す。
そんな症状が数ヶ月~数年、長く続いている。
熱がある、体重が急に減ったなど、ウイルスや細菌による感染性の病気ではない、
検査で異常がないのに、腹痛と便通異常が続く。
こんな症状で悩んでいるそこのあなた。
もしかしたら「過敏性腸症候群」かもしれません。
過敏性腸症候群は略称IBS(Irritable Bowel Syndrome)とも呼ばれており、
日本におけるその羅患数は推定約1,200万人 およそ10人に1人といわれています。
過敏性腸症候群には主に3つのタイプがあります。
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●下痢型
軟便や下痢が多い。
ストレスをきっかけに急におなかが痛くなってトイレに駆け込むといった症状が典型的です。
どちらかというと若い人に多い。
●便秘型
便秘が数日続く、出てもコロコロとした便が出たり、残便感がある。
便秘方は男性より女性に多い。
若い人より、年を重ねた人のほうが多い。
●交代型
便秘と下痢を繰り返す。
何日も続く便秘が続いたあとに、今度は下痢になるといった
症状です。
お腹の症状が変わるために気持ちが不安定になりがちです。
これ以外にも腹痛、おならがたくさん出る、おなかが張る、胃のむかつき、
嘔吐、頭痛など全身的な症状に悩まされる人もいます。
過敏性腸症候群かも?10個のチェックリスト
以下のリストにいくつ当てはまるかチェックしてみてください。
思い当たる節が多い人は、IBSの可能性があります。
●腹痛を伴う便秘、下痢が続く。またはそれを繰り返す。
●トイレで出してしまうと症状は収まる。
●ガスがたまりやすい。お腹の張り、おならが気になって作業に集中できない。
●体重の変化はなく、発熱などもないが症状がある。
●眠っているときや休日には症状がでない。
●朝になると腹痛(下痢)があるが、午後からは落ち着く。
●緊張したり、ストレスを感じるとお腹が痛くなる。
●1日3回以上、下痢を起こすことが頻繁にある。
●排泄後に便が残っている感じがする。
●症状が3ヶ月以上続いている。
いかがでしたか?
心配な方は一度病院を受診してみましょう。
そしてこれから症状を緩和するための生活を心がけていきましょう。
→お腹の不調を改善したいならこちらの記事もよんでみてくださいね。
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