緊張すると下痢になってしまうという経験はありませんか？
・大事な商談の前に
・みんなの前でプレゼンしないといけない会議の前に
・大切な試験の直前に
なぜだかいつもお腹が痛くなる。
そんな女性も多いのではないでしょうか？
急な下痢は本当に辛いですよね。
緊張からくる下痢対策について紹介していきます。
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緊張するとなぜ下痢になるのか？その原因は？
下痢が起こる原因としては、腸の運動機能や分泌機能がなんらかの要因により、
本来より活発になることによって症状が引き起こされるといわれています。
人が緊張すると、まず自律神経のバランスが乱れます。
自律神経とは簡単に言うと、自分の意思とは関係なく自動的に体を調整してくれる神経です。
ご飯を食べれば消化酵素が分泌され、運動すれば脈や血圧があがるなど、体が快適に過ごせるような働きを自動的に行ってくれています。
これらの指令は自律神経が管理しており、その最高指令機関が脳の奥にある視床下部
という部分です。
この視床下部はストレスに弱く、過度のストレスが続くと視床下部の働きが悪くなり、体に不快な症状がでてくるのです。
緊張するとお腹が痛くなるだけでなく、冷や汗をかく、心臓がドキドキするなどの全身症状を経験している人もいるはず。
つまり脳と腸はダイレクトにつながっているので、
脳がストレスを受けると腸もダメージを受けるといった具合になるのです。
緊張からくるその下痢は、過敏性腸症候群（ＩＢＳ）の症状かも？！
緊張するといつもお腹が痛くなり、下痢症状に悩まされている人は
もしかしたら過敏性腸症候群（略称：ＩＢＳ）かもしれません。
過敏性腸症候群とは、風邪や食中毒、潰瘍ができているなどの異常が
大腸・小腸にみつからないのに、便通異常が続く病気です。
具体的な症状としては
下痢や便秘のいづれか、または両方を繰り返したりする便通異常、
お腹の張り、ごろごろとお腹が鳴る、おならが出やすいなどの腹部の不快感などが
あげられます。
これに当てはまっていたら、その下痢はＩＢＳが原因かもしれません。
緊張するとなぜか始まるつらい下痢をなんとかしたい・・・
次はそんなときの対処法を紹介します。
下痢になってしまったときの対処法
まず、冷たいもの・アルコール・辛いもの・揚げ物などの脂っこいものは避けましょう。
胃腸を刺激してしまい症状が悪化してしまいます。
症状によって、それに合う市販の薬を服用してみてください。
過敏性腸症候群におすすめの市販薬はこちらの記事をチェック→
時間があるなら、病院を受診してみてください。
受診するなら、まずは消化器内科が良いです。
症状を緩和する整腸剤や下痢止めなどを処方してくれます。
ひどいストレスが原因の場合は心療内科へ通院することもあります。
下痢になってしまったときは、まず体をあたためましょう。
お腹まわりを中心にブランケットを掛けたり、腹巻をしたりして冷えないような工夫をしてください。
お腹が痛いとき、気づいたら手でお腹をさすっていませんか？
あれも立派なあたため効果があります。
下痢をすると、体の水分がいつもよりたくさん排出されて、脱水状態になります。
そのとき水分とミネラルも出て行ってしまうので、おすすめは経口保水液です。
ＯＳ１（オーエスワン）や、アクアサポートなどドラッグストアでもすぐに手に入ります。
ポカリスエットやアクエリアスなどのスポーツドリンクでもＯＫ。
水分補給をする際に気をつけることは、からなず常温であること。
冷たい飲み物は先にも言ったように、腸を刺激してしまいます。
お水を飲むなら白湯・40～50℃くらいの温度のものを１日１リットルくらい、
数回に分けてゆっくり飲むと良いでしょう。
最後にできるだけリラックスすることが大事です。
脳のストレスは腸にダイレクトに伝わります。
背伸びをしたり、緊張している場所から少しでも離れてみたりして、
うまく気持ちをコントロールすることが一番の整腸剤となります。
大きく動くのが難しいなら、
・その場で大きく深呼吸をしてみる
・ぎゅっと手を閉じて、また開く
といった動作を繰り返すのもストレス軽減に有効ですよ。
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食べ物や、リラックス法で下痢対策をして、さらにサプリメントを取り入れるのもオススメです。
サプリの効果は、薬と違い即効性はありませんが
あらかじめ分かっていればその日へ向けてサプリを摂取することによって
体調を整えることができます。
下痢対策に有効なサプリもありますし、
日ごろから腸の弱い方なら乳酸菌サプリも効果的です。
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